舐めすぎた。。まさかの抱っこde登山・・・兵庫県・天空の城「竹田城跡」|日本一周13日目(1/4)

2019年8月8日兵庫県

8月8日、日本一周13日目の記事です!
今日は兵庫県にある天空の城・日本のマチュピチュ「竹田城跡」に午前中で登頂し、その後は鳥取砂丘砂の美術館こどものくにでキャンプ、という予定でしたが・・・予定通りにいかないのが旅ですね。
移動距離は約172kmです。

日本一周に出発してから但馬楽座までで、2735kmを走破してきました。

道の駅・但馬楽座で早朝起床、いざ竹田城跡へ

朝。車中泊。4:40起き。

今日は早朝から、天空の城日本のマチュピチュ、などの異名を持つ「竹田城跡」に行くために気合入れて早起きです。

東の空が少し明るくなってきた時間

但馬楽座の立地は山合いのなので、日がまだ山に隠れているもののもう明るい。さすが夏。

片付け、用意をして、お世話になった道の駅・但馬楽座を出発です。

のどかな道、巨大な建造物

竹田城まで約15kmの道のりを行きます。

看板発見、3.2km先だね

人影のない駐車場に到着。ここから歩きで登山!

看板などを発見しながら進み、駐車場に到着。時間早いからか、人影も車もありゃしません。商店ももちろん閉まってます。
車を止めてここから歩いて登るとのこと。では。

駐車場到着。車止まってないなあ〜w
案内板でルート確認。意外と距離あるなあ。。
入場料は2.2km先で支払うのかな
登頂の道へ車両が入らないように止めてるっぽい

坂道開始のところにガードマンの男性が立っていました。一応こんな時間でももういるんだ。

駐車場から大手門まで約2.2km。
結構あるな・・・と思いつつ、でもまあ2kmくらいでしょ!?とすぐそこで見られるような気持ちで軽く考えて出発!時間は6:06。

2.2kmなんてすぐ〜へっちゃら〜と歩き出しました

ずっと・・・登り坂。林道のような道を歌を歌いながら進みます。
写真でわかるように、朝早いために次女は眠くてだっこ。。

ええ〜あるいてよ・・・交渉が通じる相手ではありません。

この状況がじわじわボディブローのように効いてきます。

くねくね曲がりながら登り道

「だいぶ登ってきただろう」と「もうすぐつくかな」を繰り返す道中、あざ笑うかのように”駐車場から300m” という看板。

えー。。完全に今もう1キロくらいきたやん!と突っ込みたくなるくらい、進まない!とにかく、感覚と裏腹に進まない

坂道っていうのはこんなにも前進しないものか!

次女を抱っこしている妻も汗びっしょり。

カーブを曲がって、曲がって・・・何度曲がっただろう。

もう一つしんどいと思う理由が、この道歩けども歩けども、全然目的地が見えない城らしきものなんて見えないし、近づいている感じもしない

舐めてた。
観光地だと思って完全に舐めていた。。

普通に、ちょっとした登山です、これは。

もうちょいちゃんとリサーチしておくんだった。。。

疲れて写真を撮るのを忘れるくらい、とにかく歩く。

途中、タクシーの停車場なるものが。(写真なし)
ん?まさかタクシーでここまでこれたのか???

その場所を超えたら、中腹駐車場という場所が。

車で登れる感じなかったから、ここはおそらく関係車両用になっているんだろうと勝手に理解しながら、進む。

この辺りから柵がついてさらに傾斜が増す。。

車道感が消え、ようやく人が歩く道に入った的な・・・
この時々出てくる看板の数字がなかなか進まない!

ご丁寧な距離案内看板が100mごとに出てきます。
でも100mごとだというルールがわかってしまうと、まだ100mも進まないのか・・・と逆に長く感じちゃうという。。

大手門に着くまでに、相当なドラマがあります

まだつきません。なんか落ちない石?というのがあってお金置いたりしてます。

やっとこせで料金所到着。ついに天空の景色と遭遇

おお!やっと、小屋です!ここに到着時間6:52。

長かった・・・とにかく長かった・・・

これ本当に2.2kmのみちのりだったんでしょうか。。。完璧にもっと長い気がする。まさかこんなに険しい道のりだったとは。。

更にこの小屋で料金払って登ります。

大人500円。高くはないですね。

このチケット売り場からもだいぶ登ります。

ああ。やっと竹田城についたんですね。今まではただの道。。

ここまで坂を登ってくる最中、長女もかなりへこたれてしんどいーと言っていましたが、ここまできたら元気になります。

どんどん上がっていく長女。どこにそんな体力が残ってたんだ・・

次女は、「階段を見ると自分で登る!と言って、抱っこから降りて登りだす症候群」真っ只中です。

こんなところまで来ても例外なくここまで抱っこだったのに降りて歩き出します。

もちろん、まだまだ短く小さな足ではなかなか進みません。

階段を見ると登りたくなっちゃう次女

さあ、いよいよ楽しみにしていた景色。頂上に到着です。

Post from RICOH THETA. #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

最っっっ高の大パノラマ!!

これはすごい!気持ちいい!
なんとも言えない開放感と、脳がへとーんとなる感じ。

竹田城跡の見どころとして、朝の霧雲がかかっている時に天空感がすごい(チケットの写真)みたいです。

だけど、ここまで林道の坂をずっと登ってきて、地面見ながら長いこと歩いてきたのがあっての、この抜けるような青空はもう最高です!

5歳で見る絶景に、5歳ながらはしゃいでいる長女
すごーい!空を飛んでるみたいー!
はるか眼下には行きに通った橋がみえます
やや!駐車場が見えます!あんなに下に見える。。そりゃそうですね。
天空の城、という名にふさわしい佇まいは、派手さもなく厳かで心地よい
凛とした風格と美しさに背筋が正される思いです

まさに山頂にあるこの竹田城跡は結構広く、ゆっくり回るとなかなか時間もかかりそうです。

日本一周中の私たちはこんなところまで来ても時間に追われているので、満喫しながらも足早に進みます。

人はいませんが、AEDがあります

帰りはそこそこ急で険しい普通の山道

進行順が決まっていてそれに沿って進むと、帰りは別の山道を下り、ずっと登ってきた坂の、チケット売り場より少し下につく形です。

そこそこ急だし険しい、普通に山道です。まさかここまで登山と思っていなく、車止めて観れる程度の観光地だと思ってたら大間違いでした。。

結構な山道。靴じゃないと怪我しますよー
岩もごっつごつ
坂の途中に見た山の中から出てきました。ここで7:29

山道から出てきた写真の場所で7:29。約30分上にいたことになります。

下りは、頂上でエネルギー補充できたのか、割と元気にが切れずに下山できました。次女は妻と私(夫)と半分くらい交代で抱っこ。

道中では長女と次女の魔法大戦が繰り広げられていました。

結局、往復で2時間チョットかかった道のりです。

特に上でのんびりしたわけでもないのに約2時間の行程はスケジュール段階では想定外でした。。
基本は子連れなので、甘々な設定にしています。あまりハードだと思しき観光地などは入れていないつもりでした。(子供が小さくなかったら白神山地とかいきたかったし。。)

長女5歳は歩き、次女2歳は山道ずっと抱っこ&おんぶ。
行きは眠くてずっとお母さんが抱っこ。。

子連れ(抱っこの可能性あり)での竹田城跡登頂は、そこそこ覚悟して準備していくほうが吉だと思います。

あー朝っぱらから汗掻いたし疲れた!でも、最高に気持ちよかった!!

さて、午後は鳥取砂丘を目指します。

まさかの事実発覚。。灼熱の鳥取砂丘で「らくだ乗り体験」|日本一周13日目(2/4)に続く

リンク

竹田城跡

http://www.city.asago.hyogo.jp/takeda/