え?!これ全部砂と水だけ・・・?圧倒的造形美「砂の美術館」|日本一周13日目(3/4)

2019年8月8日鳥取県

8月8日、日本一周13日目の記事3/4です。
今日は早朝から兵庫県にある天空の城・日本のマチュピチュ「竹田城跡」に登山、その後鳥取砂丘で「らくだ乗り体験」を楽しみ、これから砂の美術館、へ向かいます。その後はこどものくにでキャンプ、という予定・・・。

(前の投稿:まさかの事実発覚。。灼熱の鳥取砂丘で「らくだ乗り体験」|日本一周13日目(2/4))

「砂の美術館」は鳥取砂丘のすぐ近所に位置します。駐車場でて1分も走るか走らないかくらい??!あっという間に到着です。

洞窟のような入り口です。館内は地中にある(?)っぽい作りです。
南アジア編、というテーマの展示です。期間で内容が変わるんですね。

コンクリートのスタイリッシュな入り口から侵入です。鳥取砂丘の灼熱っぷりと比べると、空調も効いててなんと過ごしやすい空間でしょうか。
すぐに大きな看板で現在の展示テーマがどーんとお目見えです。展示物の写真バリバリの、ネタバレ寸前の看板が、ワクワクしながら進むとしましょう。

<チケット>
600円/一般
300円/小中高生
※12期展中何度も入れるパスポートなどもあるそうです

さあ入りましょう。

入り口付近では、体験フォトみたいなものを取れるゾーンがあり、展示ゾーンへは階段を登ります。展示ゾーンの入り口。ちらっとみえますが、もったいぶりますね〜w

さあ展示ソーンです

そっと入場すると・・・

どーん!

いきなりガンジーの像です!

いきなりガンジー!

さすがは砂の美術館、こういうことか!という感じです。
入り口の看板でその絵的な写真はみたものの、目のあたりにした時の存在感や圧のようなものがすごい。。

力強いのに、それでいて厳か。なんだろう、砂だから(壊れやすい、いつかは崩れる、いや崩すという儚さ・・から・・・?)・・・かな?

これ全部、砂と水を固めて作っているだけだって。。。。ほんまかいな・・圧倒的造形美。。

すごい精緻で、うつくしい。。砂でこんなことができるんだーと感心。。。

そのほかにも、いろんなテーマ、風景、寺院や神などの像が生き生きと描かれています。

しかも結構巨大なスケール。

遠近法で、造形物のサイズ的にそれほど分厚いわけではないのに、とても奥行きのある立体絵画という印象です。
シヴァ神やブッダやら神様神話てんこ盛り。

寺院を型どった砂像、というより、この空間そのものがもはや寺院です。
ガネーシャやブッダの入滅、壁像などは足元の崩れなど細かいところも再現。作者のこだわりが光ります。

どれもこれも、それ一つで一つのお寺参りとして成立するんじゃないか、と思わせるくらい力強く美しい作品で、思わず見入ってしまいます。

水と砂だけ使い、圧縮して作り出す砂像の作り方は下記のページでも公開されています。

<砂の美術館・砂像の作り方>
http://www.sand-museum.jp/sazou/

展示ゾーンは2階。3階はミュージアムショップと、場内一望できる作りになっている

場内を一通りみて、子供も感化されたのか、帰りの入り口入ってすぐのところにある「砂像作り体験風写真撮影コーナー」で、気分満々。

これ、砂の部分は写真パネルですw

砂の美術館、堪能しました。

会期のことがあるけど、なくなっていないなら鳥取砂丘にまた来ることがあったら寄りたいスポットです。子連れだからさらっと見ることになりましたが、子連れでなければもっとじっくり見て居られる空間で気持ちが良かったです。

さて、この後はこどもの国でキャンプ泊という予定。こどもの国も鳥取砂丘のすぐとなり。向かいます!

こどもの国でキャンプ!!できない!?うっかりやってもうたが、逆にちょっとホッとした灼熱の鳥取で出会う中国庭園「燕趙園」|日本一周13日目(4/4)に続く

リンク&info

鳥取砂丘「砂の美術館」

http://www.sand-museum.jp/

<展示テーマ>
第12期「砂で世界旅行・南アジア編」 〜信仰が息づく多様な文化と平和への道を訪ねて〜

<会期>
2019年4月13日(土)~2020年1月5日(日)
※4月13日~1月5日は、年末年始含め無休

<開館時間>
平日、日曜日:午前9時〜午後6時 (最終入場は午後5時30分)
土曜日 :午前9時〜午後8時 (最終入場は午後7時30分)

<入場チケット>
600円/一般
300円/小中高生

<住所>鳥取市福部町湯山2083-17
<TEL>0857-20-2231